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ジュラ紀の目玉お化け!? [不思議な生き物・奇天烈生物紹介]

今日ご紹介するのは、イギリスの科学誌『Nature Communications』で発表された、恐竜と同じ約1億6000万年前のジュラ紀に生息していた、不思議な生物です。
Exceptional preservation of eye structure in arthropod visual predators from the Middle Jurassic(リンク)』
(Nature Communications 7, Article number: 10320 doi:10.1038/ncomms10320)

この論文中で報告された、絶滅した節足動物「ドロカリス・インゲンス(Dollocaris ingens)」は、なんと体の4分の1もの巨大な目を持ち、その目は左右それぞれ1万8000もの複眼で構成されていたそうです。
ncomms10320-f1.jpg
(Nature Communications 7, Article number: 10320 doi:10.1038/ncomms10320)

図は、論文中のFigure1ですが、abが側面図cが正面からみた図、dは捕食に使ったと思われる足の拡大図です。
体調5~20cm程の遊泳生物のドロカリス。その姿、カニは写真のようにのような殻と、かぎ爪と節のある3対の足を持ち、この足を使って小さな餌をを捕獲していたと考えられています。短くて太い8対の付属肢をもっていることから、泳ぎも達者だったのでしょう。

それにしても、これだけ目が際立って大きいと、なんだかコミカルですよね?



タグ:ジュラ紀
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北海道大好き人間

まさかとは思いますが、水木しげるの「目玉おやじ」は、これに発想を得たわけではないですよね。
下にあるリンクを読みましたが、目(水晶体)が化石で残るというのはよほどの条件がそろわないと見られないそうです。

by 北海道大好き人間 (2016-02-01 12:55) 

optimist

北海道大好き人間 さん、こんにちは。
化石自体が条件が整った場合にのみ見られる物ですし、その上軟組織などになると極めて珍しい。
本当にたまたま偶然の産物を目にしたり、それをもとにした研究成果を知る事ができる奇跡に感謝です。
by optimist (2016-02-12 08:58) 

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