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レアアースについて その5 [科学系よもやま話<レアアース,レアメタル>]

レアアースに関する話題も5回目です。なんだか説教臭くなってしまった感もあるので、気分一新で行きますね。

話を単純化すると、様々な分野で活用されているレアアースなのに、その供給源が偏在しているのが問題です。

これに対し、供給方法についてあれこれお話してきました。しかし、他にも解決方法があります。お決まりの代替技術の確立です。レアアースを少量ドープする事で、様々な特性を生む事を発見し、製品への応用を進めてきた訳ですが、供給に問題があるなら、いっそレアアースを使わない(或いは削減した上)で、その特性を出す材料を作れば良いのです。

例えば、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は、レアメタルの使用量を削減する「希少金属代替材料開発プロジェクト」を進めています。NEDOと言うと、エコキュート設置に助成を出したりしたので、聞いたことのある人も多いのではないでしょうか?

先日の日経新聞にもあったレアアースを使用しない高出力モーターの開発『開発進むレアアース不要の高出力モーター(リンク)』なども、その一例です。
 
確かに、使わなくなれば、供給を気にする必要も無くなるというのも、一つの解決策ですね。

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コメント 4

yablinsky

最近は政治がらみですから、脱レアアースは来年度から予算が増えそうですね。
by yablinsky (2010-09-30 22:44) 

北海道大好き人間

今回の事件は別にしても、資源の乏しい我が国では、レアアースに限らず、あらゆる資源の代替物質を開発すべきでしょうね。

これと似た様な話(?)で、年末年始に数の子が高騰した年、それを買い占めた業者が倒産したということがあります(かれこれ30年くらい前)。
要するに、需要と供給のバランスという物を考えずにいると、こういうこともあるというわけです。
今は需要が供給を上回っていますが、代替物質が安価で製造できれば、「売ってやる」的な態度では出来なくなるでしょう。
by 北海道大好き人間 (2010-10-01 00:06) 

optimist

yablinsky さん、こんばんは。
当面、一番予算が着くのは、レアアースの備蓄という本質的な解決方法からは、最も遠い物になりそうなのが、何ともコメントし難いですね^^;

by optimist (2010-10-12 22:33) 

optimist

北海道大好き人間 さん、こんばんは。
需要と供給のバランス、まさにその通りで、そこが本質だと思います。
石油にしても、このバランスを維持するために、生産を制限している訳ですが、国家がやっていると許される行為も、見ようによってはカルテルに他ならない・・・。
まあ、生産国には生産国の言い分がある訳で、なかなか難しい問題だと思います。
by optimist (2010-10-12 22:36) 

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